厚真町から発信する新たなスポーツ「3本引き」が2007年に 誕生。同時に3本の綱を使って行う綱引きで、2本取ったチーム の勝利となる。体力はもちろんのこと、作戦やチームワークが重 視される奥の深い競技。ルールは、プレイヤー8名(内1名女性)1セット1分間で行 われ、3セット制で2セット先取で勝敗が決する。つまり、人数 を3人ずつ配分できないため、どの綱に人数を多く配置して勝ち に行くか、あるいはどの綱を捨てるかを、相手の配置を見ながら 瞬時に判断して引かなければならない。そのため、常に勝負する 綱を判断できるチームが強いチームといえるだろう。 そして、厚真町では例年1月に「あつま国際雪上3本引き大会」 が開催されている。優勝賞金20万円、準優勝10万円、3位5万 円、4位3万円、副賞として厚真産さくら米など豪華賞品が用意 され、優勝を目指し、多くの参加者とその見物客で冬の寒さを吹 き飛ばすほどに会場内が熱気につつまれる。