日高町から浦河町までのおおよそ90kmの区間は「優駿浪漫街道」と呼ばれる。
海原を眺めながらの絶景が続くこの道には、たくさんの牧場が点在している。
国内サラブレッドの8割が、ここ日高の地から育っていくという。
途中いくつも現れる牧草地の鮮やかな緑と太平洋の深いブルーのコントラストが素晴らしい。
なかでも国道235号沿いには、いくつもの牧場が連なり、シンザン、オグリキャップといった名馬たちの生まれ故郷「日高路」を代表する道である。
サラブレッドが戯れ、牧歌的風景が連なるこの道には、「サラブレッドの風景にロマンを求めて人々がやって来るイメージ」という思いを込め「優駿浪漫街道」という愛称が付けられた。
サラブレットたちの未来への夢とロマン、目の前に広がる太平洋と緑豊かな牧場、雄大な日高山脈など、まさに日高を象徴する場所である。