日高地域はその面積の94%が森林という自然豊かな地域。
その日高山脈に棲むという伝説の竜を守護神として、森の木々に感謝を捧げるお祭り「ひだか樹魂まつり」が、 例年7月下旬に日高町で開催される。
開拓時代から森の町「日高」は木を伐採、搬出することで生計をたててきたそうだ。
その厳しさを今に伝えるために伝統芸能「木遣り」の記録を大型スクリーンで放映し、荘厳なリズムで迫力ある「山岳太鼓」の演奏、また、大きな丸太を引っ張りタイムを競う流送レースや木こりさん競争、木工作体験など、森の街ならではの内容となっている。
そのほか特産品を集めた「うまいもの市」も開催。
祭のフィナーレには、国立公園内のスキー場から打ち上げられる2,500発の花火が優美な情景を演出する。