言わずと知れた全国でも有数の温泉地「登別温泉」。
「にっぽんの温泉100選・総合ランキング」では毎年上位にランクインしているほどである。
登別温泉は、1858年(安政5年)に湯治の祖と呼ばれる滝本金蔵がひどい皮膚病に悩んでいた妻のために、登別温泉に治療のための湯小屋を建て湯治を始めたほか、登別温泉街までの道筋整備や馬車運行を行い、現在の登別温泉の礎を築いた。
その後、1905年(昭和38年)に日露戦争の傷病兵の保養地に指定され「名湯」として全国的に知られるようになり、旅館、みやげ店などが建ち並ぶ現在の温泉街の原形が形成された。
自然湧出量1日1万t、多泉質のバラエティ豊かな泉質が魅力で、これは世界的にも珍しく「温泉のデパート」と呼ばれている。
【泉質】
●硫黄泉(いおうせん)ゆで卵のような匂いが特徴の乳白色の湯
●食塩泉(しょくえんせん)(塩化物泉)ポカポカと湯冷めしない無色透明の湯
●明ばん泉(みょうばんせん)(含アルミニウム泉)美肌効果もあるやや黄褐色の湯
●芒硝泉(ぼうしょうせん)(硫酸塩泉)血液の流れをよくする無色透明の湯
●緑ばん泉(りょくばんせん)(含アルミニウム泉)身体の芯まで温まる茶褐色の湯
●鉄泉(てっせん)(含鉄泉)鉄イオンを含んだ赤茶色の湯
●酸性泉(さんせいせん)殺菌力の強い無色透明の湯
●重層泉(じゅうそうせん)「美人の湯」とも呼ばれる無色透明の湯
●ラジウム泉(らじうむせん)万病に効くと知られる無色透明の湯