白老町で里地里山の田園風景が残されているウヨロ川周辺に設定された総延長約14kmのフットパス(歩く道)コース。
コースの大半が河川沿いにあるが、車道のほか公園の遊歩道、釣り人の踏み分け道、牧場などをつないだもので、案内標識を確認しながら進む。
全体的に起伏の少ない歩きやすいコースとなっており、周辺の環境は、河川、森林、牧場など変化に富み、春の新緑から秋の紅葉まで四季折々の景色を楽しむことができる。
特に、秋にはサケの遡上を見ることができ、自然界のダイナミックな生命の営みに感動することだろう。
コースの途中には、萩の里自然公園や白老牛の牧場などがあり、歩いていて飽きることのない魅力的なコースで、カッコウ、クロツグミ、センダイムシクイ、オオルリ等を観ることができ、その他エゾシカ、エゾタヌキ、エゾリス、キタキツネなども生息している。
川では、ヤマメ、アカハラ、アメマス、サケ、野花はフッキソウ、リンドウ、マイズルソウ、ミズバショウ、ツルリン ドウ、タチツボスミレなどを観ることができる。