伊達市は、仙台藩一門の亘理領主伊達邦成(くにしげ)とその家臣達の武士による集団移住によって開拓された歴史を持つ町であり、古くから武者行列の伝統が続いている。
伊達市の夏の一大イベントである伊達武者まつりは、開拓の歴史と伝統を受け継ぐ市民参加のまつりとして1973年から開催されており、勇壮な武者絵の山車やパワーあふれる踊りが群舞する「伊達武者山車(だし)」が伊達市街地を練り歩き、地元の特産物や飲食店も出店。
多くの観客で道が埋め尽くされるほどの賑わいをみせる。
また騎馬武者・甲冑武者による陣立が繰り広げられ、伊達の歴史と風土を感じさせる。