レ・コード館は「レ・コード&音楽によるまちづくり」をテーマに、1997年に新冠町にオープンした日本随一のレコード博物館。
収蔵枚数は約101万枚で、館内には歴史的な価値のある蓄音機や黎明期のレコード盤など希少な文化遺産が展示されている。
主な館内施設は、数々のレコードと蓄音機を展示した「ミュージアム」や、レコード鑑賞用の演奏ホール「レ・コードホール」、レ・コードプラザの奥にある暗いガラス窓の中に、見る者を圧倒させるレコード収納庫「レ・コードバンク」があり、収納枚数はなんと1,013,578枚(2021年7月31日現在)、データベース登録数2,778,010曲(2021年7月31日現在)を誇っている。
専用のパソコンで検索、リクエストができる。
なかでもレ・コードホールにあるレトロな雰囲気漂うスピーカーは、「究極のレコードサウンドの再生」を目指し、世界でも類をみない最高グレードのスピーカーシステムで、国内最大級の「オールホーンスピーカーシステム」を配備しており、圧倒的な迫力と臨場感はもちろんのこと、その巨大な外観からは想像もできないデリケートで優美な調べを再生することができる。
地盤から直接コンクリートで立ち挙げた基盤を持つプレーヤー、理想的な残響を持つリスニングルームとの相性も抜群で、最高のサウンドを心ゆくまで堪能できる。
また、高さ36mの展望タワー「優駿の塔」も併設され、新冠の街並みや牧場風景、日高山脈などの雄大な自然を一望できる。