2021年7月、ユネスコの世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産のひとつ。
伊達市北黄金町の「上坂台地」と「茶呑場(ちゃのみば)台地」にまたがり、約14万㎡におよぶ縄文時代早期(約7000年前)~中期頃(約4500年前)の遺跡。
5つの貝塚と住居跡、お墓等から、多数の縄文人の人骨、石器、土器・骨角器などの遺物が発掘された。
特に、儀式の場ともなっていた水場遺構は、このような性格の遺跡としては北海道唯一の貴重なものである。
また、祭祀用具の精巧な骨角器は、縄文時代の精神文化を知る重要な資料とされており、1987年に国の史跡に指定された。
また、2001年には遺跡のうち約10万㎡が史跡公園施設として整備され、遺跡の見学・学習の場として公開されているほか、勾玉づくり(500円 ) などの様々な体験メニューも充実している。
遺跡ガイド15名まで500円、45名まで1,000円・模擬体験発掘300円・釣針づくり300円・勾玉づくり500円・黒曜石のナイフづくり500円/※2週間前までに要予約(1団体1種目)時間30分~1時間程度・雨天時可