厳寒の2月3日と4日、豊富な湯量と多彩な泉質を誇る「湯」への感謝と、湯が尽きることのないよう繁栄と無病息災への祈りを込めた祭りである。
登別温泉の開湯150周年を記念して造られた間欠泉を活用した公園「泉源公園」で開催される湯まつりのメインとなるのは、「源泉湯かけ合戦」や「道祖神裸ねりこみ」。
なかでも源泉湯かけ合戦は、-10℃近い中で、激しく湯をかけあう。
また、湯かけと同時に行われる騎馬戦では、開催年の年男が騎馬の上に立つというのがこの祭りの慣例になっている。
迫真の騎馬戦を繰り広げるなかでの湯かけは、激しさを増し、空中に飛び散った湯が瞬時に凍りきらめく様は、湯かけ合戦をさらに盛り上げ、会場の観客を熱気の渦に巻き込んでいる。