1973年、1974年に沙流川上流の、それぞれ別の場所で発見された二つの石は、もともとは一つの大きな石だった。
沙流側で10km以上も離れた別々の場所で、発見された二つの巨石がそれだ。
一度は離ればなれになりながらも、また出会うことのできた石は、割れ目を合わせるとぴったりと合致する。
人の想像力を越え、神の力によってまた引き合わされたかのようにも思える二つの石が持つ力は、この石に触れた人々にもそれを分け与える「奇跡の石」といわれている。
数千年の歳月を経て一体となったことから、縁結びのご利益のある「縁結び夫婦石」として奉られるようになった。
先住民族アイヌの聖地で自分を見つめ直し、人との出会いを祈るエナジースポットでもあるそうだ。