蝦夷地探検の命を受けた近藤重蔵らにより、1799年に義経の御神体が安置され祭られたのを始めとする古い歴史のある神社。
初詣はもちろん、毎年8月には義経神社例大祭も行なわれるなど、町民に厚く崇敬されている。
1798年近藤重蔵が東蝦夷地を探検した時、平取に住むアイヌの人たちが、義経を"ハンカンカムイ"と尊敬をこめて呼んでいたことを知り、そこで、当時江戸神田で大仏などを作っていた橋 善啓に、義経公の像を作らせて平取に寄進安置したと記録に残っている。
木像は、高さ1尺ほどで、御神体と御神台の裏面にそれぞれの名前が刻まれている。
また、義経神社の紋章は笹りんどうであるが、これにちなんで平取町の町章にも笹りんどうがデザイ ン化されている。