厚真のハスカップはビタミンCやアントシアニン等がたっぷり含まれており、健康や美容にも効果があると言われる。
厚真町は、栽培面積28ha以上(4万本以上)で、ハスカップ栽培面積日本一の生産地である。JAとまこまい広域厚真町ハスカップ部会が1982年に設立され、加入している100軒の農家のうち、約80軒が「あつまみらい」や「ゆうしげ」を栽培しており、栽培農家は年々増えている。
出荷基準は、一般的なハスカップが糖度10前後に対して、当該品種は糖度12度以上。
中には糖度14~15度のものもあり、生産量の増大が期待されている。
ハスカップは日本で4品種登録されているが、そのうち「あつまみらい」と「ゆうしげ」の2品種は、厚真町でのみ栽培できる地域限定品種と決めているのも特筆すべき点である。
そのまま食べる以外もハスカップを使用した加工品も数多く流通しており、厚真を訪れた際には是非手に入れたいものだ。