JR日高本線の終着駅であった様似駅。
元は苫小牧を起点に太平洋沿岸に沿って南東へ伸びる全長146.5km のJR日高本線。
ここでしか乗れない白地にブルーの専用カラーのキハ40は鉄道ファンのあこがれといわれていた。
太平洋の大海原やのんびりと草を食むサラブレット、そして日高山脈の山並みを眺めながらの旅が楽しめる路線として人気だった。
その日高本線の終着駅が、様似駅。終着駅であることを示すホームの先の車止めが、旅情をかきたてる。
令和3年4月1日、日高線(鵡川ー様似間)廃線により、地元住民や鉄道ファンに惜しまれながら終着駅としての役目を終えた。
廃線後も、駅舎や線路、車止めはそのままに、終着駅としての面影を残している。