えりものうに漁は、冬から春にかけて行われる。
寒い時期に採れるえりものうには身が締まっており、日高昆布を食べて育っているため味は至高と言っても過言ではない。
近年は、価格の安い輸入物に押され、道内産うにの価格は安値が続いている。
この状況を打開するべく、「春うに」をブランド化して消費拡大、地域活性化に繫げるため、えりも漁業協同組合は活動を始めた。
町内異種業者(漁協、役場、漁協うに部会、飲食店、旅館)の人が集まり実行委員会を立ち上げ、地元でPRを兼ねたイベント「えりもうに祭り」を開催しているほか、2012年2月18日に開店した漁協直売所も「えりも産生うに」の販売に力を入れてきた。
その効果が実って現在では浜値が安定してきている。