1915年創業の登別温泉の老舗。創業者の藤崎虎太郎は歯医者であったが、妻にまかせていた薬局で漢方薬として販売するために、自分の土地に本わさびを栽培したのが始まりだ。
オロフレ山渓の3つの水源からこんこんと湧き出すその土地の豊富な清水を活かして「わさび田」を造成したのが登別での本わさび栽培の始まり。もちろん北海道で初めての試みであった。
1915年に栽培を始めてから収穫ができるようになったのは1917年。以来、登別温泉で「本わさび」の自然栽培を、四代100年にわたって続けている。
オリジナルの配合でつくられたわさび漬を中心に、わさび昆布や本わさびの新芽を白しょうゆで漬けた鬼漬と、本わさびを贅沢につかった漬物の数々は一度口にすると病みつきになる人も数多く、登別温泉の宿泊施設でも提供され、地元内外で人気を博している。
また、伝統のわさび漬に登別牛乳を使用したフレッシュなクリームチーズをあわせた本わさび漬クリームチーズもおすすめです。