えりも漁協は、地元で水揚げされる重さ800gを超える特大の毛ガニを「風極」のブランド名で売り出している。
基準は重さに加え、きれいなピンク色で傷がないこと。
風極の甲羅の直径は12cmほどにもなる。
通常の毛ガニの重さが平均400〜500gであることを考えると、風極として選ばれるのは全体の2〜3%に過ぎない。
漁期の3か月においても、しけ等で漁に出られる回数が限られているため、より希少価値が高い。
厳しい襟裳岬の海中で育つ毛ガニはよく動くので、筋肉が発達して身が締まっており、味、食感ともに一級品である。